マサ大家のギター近況報告 
      2007年3月
 
 毎年思うことではありますが、早いもので2007年になってから
60日あまりが過ぎ春が訪れる3月となってしまいました。
皆様にはいかがお過ごしでしょうか?

 今年の山中湖は暖冬の影響でまったく湖面が氷りませんでした。
わかさぎ釣りを楽しみにしている人達には期待はずれの冬だったかもしれません。

 さてギターでの近況ですが昨年の今頃はダキストのギターを手に入れて
有頂天だった僕ですが、今年に入って新たなフルアコが手元にやってきました。
西浜哲男さん経由でCipilicaというネームが入っています。
北海道のギター製作家のアンチャンという方が作ったギターとのこと。

 17インチのボディはそんなに大きくは感じなかった。ネックも握りやすい。
ちょっとジャジィにオクターブ奏法弾いたら太い音色のなかにも
艶がある高音を含んだ感じの音が飛び出してくる。
この音色は175のような丸みを帯びた音色とはまったく違います。
表単板削り出し、サイドバックはハードメイプルが使われているとのこと。
材質がもたらす音色のちがいに改めて気づかされました。
ピックアップはなんと60年代の本物のデュアルモンド!
今ではえらい高価らしいですな!
このピックアップとギターからはアンプ通してもアコースティックギターの
ような音にちかいのでマーチン系のアコースティックギターなどとの相性も
良さそうです。今年はこのギターをメインにしようかななどと思っています。

 昨年末にBambooというところから(山本邦山+ソウル・メイツBCD-064オープン価格)尺八奏者の山本邦山先生、石塚まみさん、高谷秀司君、僕とで「大吟醸」というアルバムが出ました。高谷君のオリジナル曲や民謡、アランフェス協奏曲、かわったところでは「The Water Is Wide」をワルツにアレンジして演奏しました。

邦山先生の音色からは年輪と色気が伝わってきます。
興味がある方はhttp://zipangu.comにアクセスしてみて下さい。

 1月にはコネチカット州のハートフォードというところに高谷君と出かけてきました。Wベース奏者のポールブラウン先生とも数回御一緒させていただきました。
先生のベースからは何十年ものJazzの歴史を垣間見ることができたような気が
しました。
 
 泊まっていたハートフォードのホテルの隣に「Red Lobster」があって
高谷君とロブスター食べたいなどと言ってたら、今回コーディネイトして下さった
ミュージックポケットの藤井さんがシーフードを食べに山中湖から新宿くらいの距離をなんの躊躇もなく連れて行ってくれました。
東海岸のハイウェイを1時間半程堪能してフィッシュテイルというレストランにやってきました。

 そこでの食事の美味しかったこと!

 まずはクリームをあまり使っていないクラウムチャウダーのあっさり味に感動。貝の煮汁がしっかりと染み渡ってきました。
藤井さんおすすめのパンも、きめの細かいもちっとした食感で言う事無し。

そして最後にロブスターサンド運ばれてきました。

そこで藤井さんが一個分くらいのレモン汁を作りポケットから
オモムロに醤油の小袋を取り出し即席ポン酢を作った。それにロブスターを
浸けて食べた時の美味しさときたら・・・
 よりいっそうビールが美味しくなりました。
このレストランではTシャツも購入。Lサイズしか在庫がなかったんですが
フィッシュテイルを忘れないためにも敢えて購入。
向こうのLサイズはやはり大きかったでも何回でも行きたくなるような
すてきなレストランでした。

 コネチカットでの経験はまた次回にご報告いたします。