支配人マサ大家のギター近況報告2005/1月
  Soul Mates 関西の旅 Vol.1

 皆様御挨拶が遅くなりましたが、今年もサウンドビレッジ御利用の程よろしくお願いいたします。 

 さて、今年のギター弾き始めはSOUL MATESでの関西ライヴハウス巡りということになりました。今回のツアーメンバーは首将の高谷秀司(ギター、ボーカル)を中心にキーボードの今市享(いまいち とおる)そしてオレ(ギター)という3人所帯に関西地方のゲストとしてヴォーカリストでありブルース・ハーピストでもある西村マサトさんに加わっていただきました。

 1/14日天気予報ではドカ雪が山梨一帯を襲うだろうという日の早朝5時に御殿場を出発。6時間後には無事高級住宅街の芦屋に到着。駅前の高級ホテル「竹屋」にレフトアローンの御主人(たずさん)の御好意で泊めていただく事になりました。まずは芦屋を知るために駅周辺を散歩・・・普通にマックやフレッシュ・・・というお店が並ぶ。
 駅の回りの道にはいたる所にドイツ、フランス、イタリヤの最新型から由緒ありそうな高級外車が見られる。
 山中湖もこの手の車が来る事、持ってる人も多いけど、ゴミ捨て用の軽トラの数も多い!この小さな街の各家には2、3台はガレージに高級車がありそうだ。商いで大成功してる人達のベッドタウンののだろう。ちなみに芦屋の不動産屋さんの持ち車もアルファの156だった。

 夕方になりレフトアローンに準備にでかける。半年ぶりに会うたずさんの息子さんに親しみのこもった対応でセッティングをしていただく。2回めなのでスムースにセッティングが決まる。


今回は前回ほど声をかけてないのでお客さんの入りも心配だったが、多数の方に駆け付けていただいた。今回もピアノのコンデションがすこぶる良く今市もノッテます。ここのピアノは良く鳴りますよ!高谷の口の滑りも絶好調。西村さんのバラードに酔ってる御客様もいた。おいしい中華料理まで御馳走になってホテルに戻った。
その夜は明け方近くまで焼酎を飲みました。
 
 1/15からは大阪に移動。高谷首将が予約を入れてくれた大阪駅そばにある、ホテルへチェックイン。
 ここは午後1時というのにエセ恋人達がお互いに「ありがとうナ!」「ほなまたネッ」というあいさつを交わす場所にあった。
 大阪的『えげつなぁ!』というのはこういう所を指すのかというような、休憩ショートタイムは45分からあるラブホが乱立してる!ピンク関係の案内所もいたるところに立ち並ぶ一角のど真ん中に鎮座する所にあるそのホテルはあった。
 友人の説明によればお寺の名前に由来する所にある俗称「ホテ関」という有名なホテルだそうな。さすが高谷首将オレ達を喜ばしてくれはる!

  Soul Mates 関西の旅 Vol.2
 1/15。今宵は西淀川区のHOWLIN'BARすごい有名なブルースのお店でのライブだ。今宵は3バンド出演予定。最初のバンドはGO GO 木村スペシャルとても元気な唄MCで会場を賑わしてました。妹尾隆一郎さんは名古屋からすご腕のピアニスト、ギタリストと共に登場!パワフルで素晴しい演奏を披露した。変わったコードアレンジのStand By Me には新鮮な感動を憶えました。妹尾さんのアンプリファイドされたブルースハープの音色の太さもすごかった。その後、妹尾さんはわれわれとも共演してくれた。沖縄から駆け付けてくれた歌手「YAMAKO」も飛び入り参加して素晴しい唄を聴かせてくれた。この日はマスター水流(ツル)さんが米松をふんだんに使って、自分の手で作りあげたお店の雰囲気とも相まってとても熱い夜だった。関西の人達のライブは喋りが最高にうまくてお客さんを喜ばせる、乗らせる。オレにはあんな喋りは不可能だと思いつつ酒場へ移動。今夜はホテルの横のOut Doorのおでん屋が美味しそうだったとの事でネオン街へ帰る。昼間以上に目を楽しませてくれる場所に乾杯の声が響いた。寒さを焼酎で吹き飛ばしおでんをつまむ。芯まで火が通ってないようなおでんの具ではありましたが1時間半ほど飲みまくり仕上げに近所の一杯700円也のラーメン屋へでかけた。もっと安くて旨いイメージが大阪にはあったんだけどここら一帯は相場が高いようだ。

 ぐっすり休憩取った、明けて1/16。今日は関西最後のライブ、難波に近いお洒落なフラミンゴ ザ アリューシャというお店での演奏だ。入り口に比べて中はかなり広いお店。結婚式のパーティーにも使われるそうだからスペースにゆとりがある。

 今日は「Blues Lejend In大阪」とタイトルが付くライブ。大阪で人気があるアーティスト3組の方達と作り上げるライブだ。

 共演はA-SHOW、うたやブーティー、山下卓也さんのトリオ始めて聴く彼らの唄や演奏は素晴しかった。 ライブではA-SHOWが20年も唄い続けてる「小野リサ」という曲は楽しくもあり渋かった。山下卓也さんトリオの南国的リラクゼーション’ド ソウルはゆったりと聴けて今もCD聴きまくってます。楽屋でも皆と仲良くなって打ち上げの乾杯で「Blues Lejend In大阪」も無事終了。その後は明け方まで営業してるというこのお店の近くの鳥屋さんにでかけた。うたやブーティー、今回本当にお世話になった西村さん毎日来てくれた松原の御夫婦、皆盛上がってる中オレの限界時間になり車中泊。ほとんどこの夜はホテ関のベッドを楽しめなかった。

 

1/17は愛知県一宮I.Cに近い「金龍寺」でのライブ。
ヘリテージを主催する山下夫妻の古くからの友人宅(お寺)でのライブです。二宮イチロウさんとニィさんご夫妻に御子息の将来が楽しみなギタリスト楽くんが暖かく出迎えて下さいました。手作りなライブという感じで経堂の垂れ幕も綺麗な大漁旗が並んでいる。ニィさんの友人からの送りものだそうだ。

ニィさんは大漁旗をこの後着物に仕立てるそうだ。言い忘れたがニィさんは着物アーティスト。イチロウさんは焼き物釜を2台所有してるが今は家作りアートに集中してるアーティスト。禅宗のお坊さんの免許も持ってるらしいが今は廃業してるそうだ。会場の和机にはニィさんの実家から送られた新潟の銘酒「越野寒梅」や手焼きのナンとのっけるおかずもが並んでいる。美味しそう。ライブ後にはイチロウさん特製の闇鍋もあるそうだ。こりゃライブ後が楽しみじゃわい。仏前でのライブもたくさんの方が駆け付けて下さって。我々の音楽を楽しんでいただいたようでした。お楽しみの寒梅美味しかった。間違えて飲んだ焼酎も最高!照明熱くなくて結構でした。毎晩ごちそうに囲まれ今年のライブも始まったのであります。まあ毎日飲んでいるってことです。!