マサ大家のビレッジ通信12月

 皆様富士五湖地方最大の冬の神々しい富士山の季節がやって参りました。少し寒い が実際冬の富士山最高ですよ。こんな季節に鍋物つついてバンド三昧なんて!ビレッ ジのお客さん達も幸せ者だね。

 ここのところのギター情報としましては、朋友のギタリスト高谷秀司と俊英キーボ ディスト今市亨とやってるバンド、Soul Matesにて11月13日にアップルストア銀座の 3Fで行われたMac OS XについてるGARAGE BANDというソフトとの対決という演奏があげられるかな。

 このギャラリーはGIBSON SOUND SHOWCASEというイベントがあり、GIBSONも全面的 に支援している所です。そこのデモ演奏では世界に1本しかないという50周年のインレイが入ったレスポールが弾けたり、最高のコンディションを誇る335が弾けたりし た。MacのGARAGE BANDに入ってるギターアンプもディストーションの効いたノビのあ る良い音出してくれた。高谷なんか気持ち良くてCROSS ROAD弾きだした。それから というもの何人かいた外人客も身を乗り出して聴き始めた。

 予めMacに打込んでおいた楽曲との共演とは明らかにちがう反応だった。カラオケを唄う時の力の入れ方ってバンドで唄った事ある人だったら分かると思うけど音の圧力に負けないように声を張り上げるじゃない。その感覚に似た演奏だったわけ。打込みのワクをはみ出さないよう、ズレないように気を使うことでオレが萎縮してたのか もしれない。打ち込んだサウンドと一緒に演奏しないと音の厚みに欠ける編成だけ ど、この3人でしか出せない音もあるはずだ。それが素直に聴衆に響いたんだと思っ た。

 Eric Claptonを皆が聴いて育ってきたということも一因だね。15年ほど前、山中湖 には大量のアメリカ人の大工さんがログハウスや2×4の家を作りに来た。泊まると ころとして近所のログハウスやサウンドビレッジを利用していた。彼らと共通の話題 は小さい頃TVで観た「わんぱくフリッパー」や「じゃじゃ馬億万長者」とか「シェー ン」そんなこ難しい表現できるわけないけど観てるものは共通項だ。そんな感覚で Eric Claptonを口ずさむわけだ。知ってる音楽流れりゃ親近感も涌いてくるってもん だ。

 MacのGARAGE BANDに入ってる音源で気に入ったのはパーカッションの音色だ。これ からもGARAGE BANDとセッションすることがあればパーカッションの人達に参加して もらいたいと思った。あと田口製作所のスピーカーから出て来る音色は美しかった。 この日はSoul Matesのファンクラブ会長さんのお誘いで亀戸にある有名なもんじゃ焼 き屋 さんへ出かけた。東京での初体験!時の経つのも忘れていろんなもんじゃ食いまくっ た。チーズとたらこともちが入ったもんじゃには感激しました。もんじゃはギターよ りも当面のマイ・ブームになりそうです。