9月になり、ようやく梅雨が明けたという感じでこの原稿書いてます。
8月20日ころまでは建物とか楽器とかもうシケってたいへんでした。家に置いてあるギターのソフトケースにもカビが生える前兆を感じたので今夜あたりケアしてやるつもり!
GUITAR MAGAZINE2003年2月号で、スィングしてるギタリスト達を紹介してる特集があり、ドジョウひげのジャンゴ・ラインハルトが表紙を飾っていた。今までこういう人達に触れる機会が無かったので、ジャンゴとチャボロ・シュミットのアルバムを入手しました。
今までジャンゴって人の事を、ステファン・グラッペリのヴァイオリンと優雅に洒落た感じのアンサンブルやってた人くらいにしか認識していなかったのですが(その昔グリコのコーヒー・ゼリーと濃厚なミルクのコマーシャルBGMで使われていたヴァイオリン)、DJANGOLOGYというアルバムを聴いていくうちに、アドリブのアプローチが当時としては進んでいた人なのではないか!?という思いにかられています。チョーキングもしてるしハーモニクス・プレイもでてくる、Majour
Key の曲に於いてブルースのアプローチに近いMinour スケールのようなフレーズを出してきたりしてくるし、果てはウエスのようなオクターヴ奏法まで織りまぜてアドリブ弾いてますもんね。AMAZING
BUD POWEL ってアルバム・タイトルあったけどDJANGOにこそふさわしいタイトルだと思うくらい彼の演奏を楽しんでいます。1,890円で23曲入っているアルバムに感謝です。
彼が弾いていたギターを少し調べてみたら
フランス・セルマー社がオリジナルというマカフェリって人がデザインしたギターのサウンド・ホールがおちょぼ口やサメの口が開いているようなギターが楽器屋さんやウェブにあったら衝動で買ってしまいそうでお金もないのに、もう悩んでいます。ジャンゴはナイロン弦で有名なフランスのSAVAREZ社のJAZZ弦(今でいうコンパウンドの11〜50セットで鳴らしていたらしいですな)を使ってああいう音出したみたいです。まずは「MINOR
SWING」という曲からコピーしてる今日この頃です。
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